No.90 9月号

睡眠について(先月のつづき)

好評につき 朝日新聞の日曜日の「育児ファイル」というコーナーより「睡眠」ついて連載していた記事を載せてみました。

2006年7月16日(日)付け
鈴木みゆき 先生 (聖徳大学短期大学部保育科教授)
今のお父さん世代は本当に子煩悩です。かわいがるのは悪いことではありませんが、遅く帰宅して、寝ている我が子にキスをしたり、足の裏をくすぐったりして起こしてしまうというのは考えものです。
保育園でいつもぼーっとしているという2歳児の睡眠記録を見てびっくりしたことがあります。
父親が夜10時に帰ってくる。それからパパの晩酌に付き合って、親子でプロレスごっこをして・・・。
寝るのは平均深夜の2時4分でした。
この家庭では「夕寝」をしてパパの帰宅に備えていました。お母さんとしては睡眠時間は足りていると思われたのでしょう。
最初に話した時は「親子のふれあいだから」と譲らず、アドバイスを聞き入れてはくれませんでした。
子どもの心身の発達に欠かせない様々なホルモン分泌は、眠りのリズムに関係しています。
深夜に起きているいるのは決して良いことではありません。
一生懸命説得して、父親とのふれあいは朝に変更してもらいました。すると寝る時刻が平均9時台になり、お子さんは劇的に変化して活発になりました。
夜遅く親子で買い物に行くのも控えたほうが良いと思います。アイスクリームやスナック菓子を買いに行けば子どもは喜ぶかもしれません。
しかし、コンビニなどの照明は非常に強烈です。これを夜に浴びることで、メラトニンというホルモンの分泌が遅れ、睡眠リズムが崩れてしまうという研究もあるのです。
夜はちょっとだけ我慢して、朝に子どもたちとふれあってください。

ボンディング協会より講演会のお知らせ
『見つめよう子どものこころ ~家族の絆つくりのために~ 』
小児科医師 向後利昭先生 (千葉県 八街こどもクリニック院長)
        11月23日(木・祝)14時~16時 
        新潟テルサ 3F 大会議室
        参加費1,500円(夫婦参加 2,500円)

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